内祝いは「お返し」ではない!?本来の意味やおすすめの紅茶をご紹介

内祝いの本来の意味を知っていますか?結婚祝いや出産祝いをいただいたときのために、確認しておきましょう。今回は内祝いの金額相場や”のし”の書き方、メッセージを書く際のポイントをご紹介します。マナーを押さえて素敵な内祝いを贈りましょう。

[1]内祝いとは?

内祝いとは「身内で起こったおめでたいことや喜びをお裾分けする」という意味です。親族や近所の方、日頃お世話になっている方などに喜びのお裾分けとして贈り物をするのが本来の目的でした。

結婚祝いや出産祝いなど、お祝いとセットで考えられることが多いですが、本来は「お返し」という意味ではありません。

現在は良いことがあっても、お祝いをいただいていない方に内祝いを渡すことはあまりないですよね。これは「内祝い=お返し」と捉えることが主流になっているからです。

相手に気を遣わせてしまうこともあるので、実際に内祝いを贈るのは結婚や出産のときの場合となり、その場合でも、贈り先からはお祝いをいただく間柄のことが多いようです。

では、「内祝い」と「お返し」はどのように違うのでしょうか。

内祝いとお返しの違い

内祝いとお返しには決定的な違いがあります。

・内祝い:お祝いをいただいているかにかかわらず感謝の知持ちを込めて贈り物をすること
・お返し:お祝いをしてくださった方にお礼の品を贈ること

お返しの場合は内祝いと違い、いただいた場合のみ贈り物をします。

[2]内祝いの意味

内祝いを贈るタイミングは様々ですが、ここでは結婚と出産の内祝いの意味をご紹介します。

結婚内祝いを贈る本来の意味

結婚内祝いを贈る本来の意味は、結婚したという報告とともに、親しい人や日頃お世話になっている方に贈り物をすることです。

結婚式を開く場合は、ご招待した際に引き出物を贈ることが内祝いとなります。ただ、いただいたご祝儀が高額で引き出物が不十分だと感じたときや、結婚式を行っていないけれどお祝いをいただいたときは、「結婚内祝い」としてお礼の品を贈るのが主流です。

出産内祝いを贈る本来の意味

出産内祝いを贈る本来の意味は、赤ちゃんが生まれた際に親しい人や日頃お世話になっている方に贈り物をすることです。しかし、現在は出産祝いをいただいたお礼にお返しとして贈り物を贈るのが一般的となっています。

[3]内祝いの金額相場

結婚内祝いの金額相場

結婚内祝いは、いただいた結婚祝いの半分を贈る「半返し」が主流です。ただ、贈る相手との関係性や地域の慣習などによっても変わるので、事前に確認しましょう。いくつか例をご紹介するので、参考にしてみてください。

後輩や年下の友人など目下の人にお祝いをいただいた場合は、お祝いと同程度のお返しをするのがマナー。1万円のお祝いをいただいた場合は、8,000円~1万円の品物を贈りましょう。

親戚や会社の上司から高額なお祝いをいただいた場合は、その3分の1くらいのお返しを選び、感謝の気持ちをきちんとお伝えします。半返しをすると相手に気を遣わせてしまう可能性があるので、お返しが高価になりすぎないように注意しましょう。

友人や職場の方から連名でお祝いをいただくこともあります。この場合はお祝いの金額を人数で割り、その金額の半分の値段で結婚内祝いを選びましょう。連名でいただいても、個人個人に渡すのがマナーです。

出産内祝いの金額相場

出産内祝いは、いただいた出産祝いの3分の1~半分の値段が相場です。しかし結婚内祝いと同様、贈る相手との関係性によって変化します。

同僚や年下の人にお祝いをいただいた場合は出産祝いの半分を贈る「半返し」が主流です。

目上の方からいただいた場合はお祝いの3分の1で良いとされています。少なめの方が相手の顔を立てることができるので、半返しは避けた方が良いでしょう。

両親や親戚など近い身内の場合は、3分の1以下でも問題ありません。ただ、地域や家庭によって様々な考え方があるので、きちんと確認することをおすすめします。

[4]内祝いのマナー

内祝いには金額以外にもマナーがたくさんあります。今回は、押さえておきたいマナーを3つご紹介します。

内祝いを渡す時期

▼結婚内祝いを贈るタイミング

結婚内祝いは、挙式後1か月以内に贈るのがマナーです。結婚式をしない場合は、入籍してから1か月以内に渡しましょう。正式には夫婦で先方に伺って直接渡しますが、都合がつかない場合や遠方に住んでいる場合は、宅配で届けます。現在は宅配を選ぶ方も増えています。

▼出産内祝いを贈るタイミング

出産内祝いは、赤ちゃんが生まれてから1か月経った頃に贈るのがマナーです。お宮参りの頃が目安となります。産後は子育てで忙しくなるので、産前に選んでおくのがおすすめです。

内祝いの「のし」の書き方

▼結婚の内祝いの「のし」の書き方

結婚内祝いの場合、表書きは「寿」または「内祝」と書き、水引の下に名前を贈る人の名前を記入しましょう。表書きとは贈る目的のことを示します。

贈る側の名前の書き方は複数パターンがあります。

・結婚後の新姓だけを記入
・新郎新婦の名前だけを連名で記入(※画像参照)
・新姓と新郎新婦の名前を連名で記入
・両家を連名で記入

どのパターンが良いか分からない場合は、ご両親など身近な方に相談してみてください。


※画像参照元:カタログギフトのハーモニック[公式]

▼出産の内祝いの「のし」の書き方

出産内祝いの場合、表書きは「出産内祝」や「内祝」と書き、のし下は赤ちゃんの名前を書きます。赤ちゃんの名前が難しい場合や読みにくい場合は読み仮名も記入しましょう。

のし下に赤ちゃんの名前を書くのは、お祝いをいただいた方々に赤ちゃんから感謝の気持ちを伝える初めての贈り物を意味するからです。また、赤ちゃんの名前をお披露目するという意味も込められています。


※画像参照元:カタログギフトのハーモニック[公式]

内祝いのメッセージ

内祝いを贈りたいけれどメッセージを書くのは悩みますね。書く際のポイントをご紹介します。

内祝いに添えるメッセージには感謝の気持ちを伝えるお礼の文章を書き、お返しという表現は避けましょう。また、不吉な意味を連想させる「去る」「切る」「帰る」「冷える」「壊れる」などの忌み言葉は使わないように注意。

「重ねる」「重ね重ね」「返す返す」「再び」などの重ね言葉も繰り返すことを連想させるので、使わないのがマナーです。
手書きするかタイピングするか迷う方も多いですが、どちらでもOK。

手書きは気持ちがこもった印象を与え、タイピングは読みやすいという特徴があります。

[5]内祝いに人気のプレゼント

結婚内祝いにも出産内祝いにも人気のプレゼントはお菓子。お菓子は年齢や性別問わず、様々な方に贈ることができますよ。

内祝いにおすすめのお菓子

チョコレートやクッキー、フィナンシェなどが人気です。アソートセットなど、複数種類のお菓子が入っているものがおすすめ。内祝いの値段や贈る相手の好きなものを選んでみてください。

[6]内祝いには紅茶もおすすめ

内祝いのギフトには紅茶もおすすめです。紅茶はおしゃれなパッケージのものが多く、日持ちするので贈り物として大活躍。お菓子と一緒に贈るのもおすすめですよ。ティーバッグの詰め合わせなら、どなたでも手軽に紅茶を楽しめます。内祝いのギフトにぴったりなカレルチャペックの紅茶をご紹介します。

【新!カレル定番ギフト】20 tea lovers缶(ティーバッグ20p)

ティーバッグ20p(4種×5p) 3,024円(税込)

長年人気の王道紅茶をセレクトしており、イラスト入りの缶は飲み終わった後も入れ物として活用できます。ギフトで迷ったときはこれを押さえれば間違いなしです!

【新!カレル定番ギフト】40 tea lovers缶(ティーバッグ40p)

ティーバッグ40p(8種×5p) 5,400円(税込)

長年人気の王道紅茶をたっぷり40袋詰め合わせたティーバッグアソートセット。20tea lovers缶同様、イラスト入りの缶は飲み終わった後も活用できます。お中元はもちろん、季節のイベントや内祝いなどにもおすすめです。

銘茶デイリークラッシック4|スリランカ銘茶がたっぷり80杯!

ティーバッグ80p(4種×20p) 3,240円(税込)

「ヌワラエリヤ」「ディンブラ」「ルフナ」「アールグレイ」の王道4種を詰め合わせたギフトセット。非常に限られた時期しか採れない旬茶を選別手摘みしているので圧倒的鮮度を実現!産地別紅茶の飲み比べも楽しめますし、どんな飲み方でもおいしく飲めます。

銘茶デイリーフレーバー4|スリランカ銘茶がたっぷり80杯!

ティーバッグ80p(4種×20p) 3,240円(税込)

「アールグレイ」「ホワイトピーチ」「ミルクキャラメル」「ストロベリー」の人気フレーバーティー4種を詰め合わせたギフトセット。圧倒的鮮度の高品質茶葉を使用しているのでストレート、ミルク、水出しと、どんな飲み方・濃さでもおいしく飲めます。内祝いはもちろん、手土産や歓送迎などにもおすすめです。

[7]内祝いに美味しい紅茶を贈りませんか♪

紅茶、特にティーバッグは性別・年齢問わず楽しんでもらえるので内祝いにもぴったりです。相手の好みがわからない場合はいろんな種類の紅茶が入ったセットがおすすめです。感謝の気持ちと一緒に贈ってみてはいかがでしょうか。

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