おいしい紅茶の夏レシピ!【アイスミルクティー、冷たい夏デザート】
もうすぐ夏本番、冷たい飲み物とデザートがおいしい季節になりました。
アイスミルクティーと夏のデザートレシピに加えて、見た目にも涼しいテーブルコーディネートをご紹介していきます。すっきりとした気分になりたいとき、おもてなしのシーンで、さわやかなティータイムを楽しみましょう。
アイスミルクティーのレシピ
【レシピ1】アイスロイヤルミルクティー
[材料](1人分)
- 茶葉 キャディスプーン山盛り1杯(ティーバッグなら2個)
- お湯100ml
- ミルク
- グラニュー糖
- 氷
[作り方](むらし時間4分)
- くみたての新鮮な水を強火で沸かします。
- 温めたポットに茶葉、またはティーバッグを入れます。
- 沸騰したてのお湯をそそぎ、ゆっくりとむらし、かなり濃い紅茶を作ります。
- お好みで甘味を加えます。(ミルクティーは甘味を加えることで、コクが引き立ちます。)
- グラスいっぱいに氷を詰めて、冷たいミルクをグラスの1/2量そそぎます。
- 紅茶が氷に当たるようにそそぎ、一気に冷やして紅茶の香りを閉じ込めます。紅茶とミルクがきれいな2層に分かれますので、飲む直前にかき混ぜれば完成です。
*トールグラスがおすすめ。
*おすすめの茶葉:アッサム、ルフナ(水色の濃い紅茶を選ぶと、きれいな亜麻色のアイスミルクティーになります。)
*氷にこだわりましょう。長い時間をかけてゆっくり凍らせた市販の氷は溶けにくく、水っぽいミルクティーになりません。
*暑いときだけでなく、一年中楽しんでほしいアイスミルクティー。冬には暖かいお部屋で飲む冷たいミルクティーもまたおいしいのです。
【レシピ2】作り置きのアイスミルクティー
[材料](1リットル分)
- 茶葉 キャディスプーン10杯(約20g)
- お湯500ml
- グラニュー糖 大さじ4杯
- ミルク500ml
[作り方](むらし時間4分)
- くみたての新鮮な水を強火で沸かします。
- 温めたポットに茶葉を入れ、ゆっくりと時間をかけてむらします。(スパイスを加える場合はここで)
- 茶葉をこしてジャグ(給水容器)にそそぎ、グラニュー糖で甘味をつけます。
- 冷たいミルクを加えて、冷蔵庫で冷やします。
*冷蔵庫に入れて、1日は保存可能。
*シナモン、クローブ、ナツメグなどのスパイス入りもおすすめ。
*水筒に入れて、外に持ち歩くのにも便利。
さわやかな夏のお菓子~冷たいお菓子のレシピ
夏はキッチンに熱がこもって、お菓子を作るのがおっくうに。焼かないお菓子ならさっと簡単に楽しく作れます。
【レシピ1】アールグレイのプリン
夏向きのあっさり味のプリン
[材料]
- アールグレイ 大さじ1
- 熱湯 50ml
- ミルク 200ml
- グラニュー糖 大さじ1.5
- 粉ゼラチン 5g
- 卵黄 1個
[作り方]
- アールグレイを熱湯で3分抽出し、茶液を準備しておく。
- ミルクを煮立てないように温め、グラニュー糖と粉ゼラチンを加え溶かす。
- 2にアールグレイの茶液を加えて混ぜる。
- よく冷ましてから卵黄を加えて混ぜる。
- 小型のボウルなどに流し入れ、冷蔵庫で2時間ほど冷やすと完成!
【レシピ2】サマーチーズケーキ
カットしたフルーツを横に添えても
[材料]
- クラッカー 35g
- バター 大さじ1
- クリームチーズ 100g(サイコロ状にして室温に戻しておく)
- グラニュー糖 大さじ2
- レモン汁 大さじ1
- 生クリーム 50ml
- 粉ゼラチン 5g
- 熱湯 50ml
- その他、直径15cmの型を使用
[作り方]
- クラッカーを細かく砕き、レンジで溶かしたバターを加えて型に敷きつめる。
- ボウルにクリームチーズとグラニュー糖、レモン汁を入れ混ぜ合わせる
- 2に、7分立ての生クリームを加えて混ぜる。
- さらに、粉ゼラチンを熱湯にふり入れ溶かしたものを加えてよく混ぜる。
- 1の型に上から流し入れ、冷蔵庫で2時間冷やすと完成!
【レシピ3】女の子のトライフル
いろんな形のガラスの容器でつくると楽しいデザート
[材料]
- 生クリーム 150ml
- グラニュー糖 25g
- 刻んだレモンピール 10g
- 刻んだオレンジピール 10g
- オレンジジュース 大さじ2
- レモン汁 小さじ2
- スポンジケーキ(またはカステラ) 60g
- イチゴ 8個
[作り方]
- 生クリームにグラニュー糖を加えて泡立てる。
- 1に、レモンピールとオレンジピール、オレンジジュース、レモン汁を加えて混ぜる。
- スポンジケーキをほぐしてグラスに入れ、イチゴを二つ割りにしてのせる。
- 生クリームをかけると完成!
*テーブルに出す2時間前に作って、冷蔵庫で冷やしておきましょう。
【レシピ4】冷たい果物のフール
小さなグラスにスプーンを添えて
[材料]
- 果物の缶詰(洋梨または黄桃)100g
- レモン汁 小さじ1
- ハチミツ 小さじ1
- 生クリーム 100ml
- 生のミント 適量
[作り方]
- 果物の缶詰をピュレ状にし、レモン汁とハチミツを加える。
- 8分立ての生クリームを加えて混ぜる。
- グラスに入れてミントを添えれば完成!
テーマは夏!涼しさを感じるテーブルコーディネート
楽しいティータイムには、必ずお茶とお菓子以外の何かがあります。紅茶道具や食器、本、音楽、お花、おしゃべりなど。ティータイムにはさまざまなものが登場し、それぞれが響きあって気分や雰囲気をつくってくれます。
お茶とお菓子だけでは単なる「ティー」ですが、プラスアルファではじめて「ティータイム」になるのです。
暑い夏には、涼しさやさわやかさを演出したり、くつろいでゆっくりした気分になれるよう工夫したい。
手の込んだことをしなくても、おうちにあるものでも季節の雰囲気を出すことができます。
1. 季節に合わせて選ぶテーマ
ブルーやグリーンなど、涼しげな色や素材は夏のコーディネートに欠かせません。テーブルクロスや食器、ティーコースターなど、夏のテーマに合わせたアイテムを組み合わせてみましょう。
2. ティータイムには花・緑を!
花や緑を加えることで、テーブルの雰囲気はぐんと変わります。夏は切り花がもたないので、鉢物をテーブルに置くとよいですね。ベビーティアーズやグリーンネックレスのように細かくて風通しのよい葉がおすすめです。
3. 時間帯で変わるコーディネート
- 朝のティータイムはひとりで快適に。
プレートとカップが一緒になったティーウェア、小さなシロップ入れ、一輪の花にかわいい小皿。好きな音楽をかけて、自分を楽しませるものだけにこだわって、いつもより早い目覚めを楽しんでみるのもよいですね。夏の早朝の気持ちよさは格別です。お庭やテラスで鳥の声を聴きながら、お部屋なら窓辺で朝日を浴びながらのお茶の時間。よい一日が始まりそうです。
- 午後から夕涼みのティータイムは、みんなで楽しく、自分も楽しく。
みんなが集まるティータイムは「喜んでもらう」というシンプルなテーマで大丈夫。カップ&ソーサーと、コンポートに乗せた得意のお菓子。(コンポートはひとつあればとても便利。いつものお菓子がちょっとおしゃれに見えます。)
ティーフラワーは小さなブーケをいくつも用意して、帰りにお土産として渡すと喜ばれます。選ぶときのみんなの楽しそうな様子を見ると、こちらまで幸せな気分に。
- 夜のティータイムはスモールサイズでリラックス。
サイドテーブルにティーマットやトレイを敷いて、ささやかなコーナーをつくります。リキュール入りの濃いめのティーやミルクティーのほかに、ビスケットやドライフルーツを少し用意して、好きな花を小さな花瓶に飾れば大好きなリラックスタイムのはじまりです。
年々、夏の暑さが厳しくなり、ゆったりとしたティータイムを過ごすのが難しく感じますが、そんなときこそ、心と身体をゆっくり休めることが大切ではないでしょうか。
すっきりとした気分になったり、リラックスしたり、食欲を刺激したりするものを気楽に作ってみる。
それは、さわやかでおいしいアイスミルクティーや、冷たいお菓子、あるいは楽しいおしゃべりかもしれません。
どんな季節でも、ちょっとした工夫やセンスで、普段のティータイムがもっともっと彩り豊かに変わっていくと思います。
夏こそティータイムでリフレッシュとリラックスを!