おいしい紅茶の3つの条件~茶葉・鮮度・入れ方について知ろう~

おいしい紅茶をいれるには3つの条件があります。しかし、3つの条件を満たしても、料理と同じで仕上がりが違う場合も。あきらめずに何度でも挑戦することが大切です。基本を覚えれば、同じ茶葉でも、TPOや相手に合わせたものがいれられるようになります。

[1]おいしい紅茶の条件①目的に応じた茶葉

おいしい紅茶はひとつではありません。飲む人、状況によってまったく違います。爽やかな渋味の紅茶、濃いミルクティー、昔ながらのレモンティー、疲れているときの薄くて甘いミルクティー、旬の新茶を味わうための1杯等々、きりがありません。それぞれの1杯には必ずそれに合った茶葉があります。

たとえば、濃いミルクティーにはアッサムやルフナ、爽やかなミルクティーやレモンティーには旬のウバ。まずは、いろいろな紅茶の味を知ってください。

もちろん、すべての味を知る必要はないと思います。また、いくら高品質でも好き嫌いはあって当然。そして、好みの味に出会ったら、その産地や時期の紅茶をマニアックに飲み続けてください。それがフレーバーティーであっても紅茶通だと私は思います。

ちなみに、その茶葉の特徴がはっきりわかる旬の新鮮な紅茶を飲むことがスタートだと思います。


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[2]おいしい紅茶の条件②茶葉の鮮度

紅茶は緑茶と違い、見た目で新鮮さは判断しにくいですが、空気や光、水分で酸化すると確実に劣化します。旬の紅茶で鮮度が落ちたものよりも、旬ではない鮮度が保たれた紅茶のほうがおいしいくらいです。

できるだけ新鮮な状態で詰められたもの、そして窒素を充填し酸化防止されているものがベスト。

その点、旬の新鮮な紅茶を窒素充填してある個包装のティーバッグは、飲む度に最高の状態のものを楽しめると思います。

量り売り、ガラスの容器また紙包装などで販売している紅茶は避けてください。なお、封を開けたら1ヶ月くらいで飲みきりましょう。

なお、鮮度の保たれた旬の紅茶を飲んだことがなければ、何がおいしいかがわからないのはいうまでもありません。


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[3]おいしい紅茶の条件③いれ方

紅茶は材料が単純なだけに、シンプルな料理と同じくいれ方が重要になってきます。長くて5分の世界です。ぜひ集中してください。

どんな紅茶に仕上げたいかによって、そのポイント(茶葉の種類、お湯の量、温度、むらし時間など)はすべて違うはずです。

そして思い通りに仕上がったら、そのときの条件をよく覚えておくことです。

[4]終わりに

おいしい紅茶の条件をおさえ、経験と知識を積み上げていくことで、あなただけのおいしい紅茶の基準ができ、技術が磨かれていきます。それを大切にしてください。一生ものです。ぜひ「おいしい紅茶は自分がいれたもの」と言えるようになってくださいね。

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