カレルチャペック紅茶店・山田詩子が描く鳥獣戯画シリーズに待望の新作が登場! 大人気「さくらダージリン」をリニューアルし、「さくらセイロン」として生まれ変わりました。
華やかな桜フレーバーをヌワラエリヤ茶にブレンド。その上品な渋みの秘密とは?
ギフトにもぴったりの上質な逸品を、じっくりとお楽しみください。

新作。春の紅茶 ――桜セイロン

春×紅茶の答えになる桜の紅茶を作ろう。始まりはここからでした。まず、私の思う春のイメージを集めました。 <はじまり><あけぼの><おぼろ気><やわらかな爽やかさ><デリケートな芳香>。

これらを紅茶の味で表現するため、茶葉は、別注の旬摘みのコートロッジ茶園のヌワラエリヤ茶を使いました。
まず、摘んだ茶葉を収穫後に発酵を殆どさせず、直ちに製茶します。その際には工場内の湿度や温度に、細かく気を配ります。それは数週間の短い旬の時に表れる茶葉の特徴を、最大限に引き出すためです。仕上がった紅茶は、芯芽を多く含み緑がかっています。そんな若々しい香りがする、そんな素晴らしい出来のヌワラエリヤ茶を100%、贅沢に使いました。これを活かすため、桜のフレーバーは、少し揺れるグラデーションを感じるものを施しました。

淹れてみましょう。
お湯を注ぎ、ゆっくり3分蒸らせば、美しい黄色がかった琥珀色のデリケートな茶液が。口に含むと、標高2000mの高地ヌワラエリヤの旬摘み茶ならではの、研ぎ澄まされた上質な渋みが感じられます。

喉ごしがよく、スッと消えていく心地よさは、辛口のワインのようなニュアンス。まさにクラフツマンシップの結晶です。

ベーシックなストレートも少し湯温を下げたものと熱湯では味が違います。水出しでもおいしいですし、サイダーなどの炭酸の中で抽出しても最高です。
2017年カレルチャペック紅茶店の<桜セイロン>。
春を飲んでみませんか?

山田詩子

2/15(水)発売 さくらセイロンシリーズ

鳥獣戯画 ティーウェアも新作発売

ブレンドの内容 ティープロフィール

ヌワラエリヤのスペシャリティーが顕著。
<産地>スリランカ ヌワラエリヤ<茶園>コートロッジ茶園<標高>約2,200m<グレード> BOP手摘み<収穫期>2016.2月<茶液>黄橙色<茶葉アロマ>発酵が浅めの、柑橘系の清涼感のある香り<味>最初にキュッとした上質の渋みとフルーティーさが立ち上るのを感じる。途中でコクと甘みが広がる。後味のスムーズな舌触りと、上品なほのかな苦味のある余韻が印象的。茶液温度が下がってもきめの細かいニュアンスとミネラル甘みが残る。<お菓子とのマリアージュ>メレンゲなどの軽い焼き菓子、オレンジピールの砂糖漬け、松露饅頭。かるかんなど。

<2017桜セイロン>の産地のヌワラエリヤは標高2,000〜2,200mのセイロンで一番高い地域です。インドのダージリン地区と同じくらいです。その中に茶園がわずか20余りしかありません。

話は変わりますが、コーヒーの世界では<スペシャリティー>コーヒーという言葉があります。スペシャリティーは<特別な>という意味ではなく<その独自性がよく出ている>、という意味です。

 私の考えるヌワラエリヤ茶のスペシャリティーはワインで言えばシャンパンのような、<フルーティーさ>、<口切れのよい爽快感>、<口の中に高貴な渋みとチラッと感じる苦味>、<輝きのある黄味の強い茶液>などです。

発酵が他の茶葉より浅めのものが、これらの特徴がよく出ます。
ただし、収穫時期がかなり限定されることが、難しい点。

ヌワラエリヤ茶は、他のセイロン茶と同じく、茶葉は一年中収穫できますが、スペシャリティーが顕著な時期は、年にたった5週間以下。1月下旬から2月いっぱい辺りです。その時期は乾燥が続き、気温も低く晴天の時。その過酷な条件下で、茶樹にストレスがかかります。その中でおいしさを感じさせる成分が、通常より多く出ます。
ちなみに生産量は通常時の1/2です。
クラフツマンシップを持った茶園マネージャーと製茶工場のスタッフと共に、試行錯誤しながら別注で製茶した紅茶です。

2017桜セイロン、どうぞお楽しみください。

山田詩子(やまだうたこ)

1987年カレルチャペック紅茶店創業。以来そのブレのない視点と自由な発想で選ぶ紅茶で、新しい紅茶界を牽引する一人。<おいしい紅茶とは何か>と問い続け、<どこよりも卓越した品質と鮮度>で本来の産地特有の茶葉の味を残すことに執念を燃やす。そのフレーバリングのセンスで作り上げたフレーバーティーは、<飲むアロマ>として特に評価が高い

紅茶やお菓子の著書多数。絵本の著作は約30冊。 1日にテイスティング以外に飲む紅茶は15杯以上。 無類の絵本、児童書好きで蔵書は約3000冊。